冷たい風が吹く中、15名参加で3ヶ月ぶりのお集まりでした。

まず、Iさんが新聞の広告欄(レンタルサービス「昭和キネマ横丁」)にとても面白い事が
出ていたと報告がありました。
◇往年の名作邦画のDVDで“若々しい脳”をつくろう
脳科学者 澤口俊之教授(フジテレビ「ホンマでっか?TV」出演)の談
「かつて見た名作を改めて味わうことは、脳の活性化につながる。
一般的に、脳は加齢とともに萎縮して軽くなるといわれますが、近年の研究では80歳でも30~40代並の脳の重さや機能を保てることが解ってきた。そんな若い脳をつくる条件の一つとして「感動すること」が関係しているだろうと考えられている。
人間は35歳ごろから感動に関係する脳内ホルモンの分泌が急激に減り、感情の起伏が少なくなる。
これをエンタテインメントによって刺激することは大変有効。
特にシニア層は,過去に見た作品に触れるといい。
老いを感じる事として,よく記憶力の低下を挙られるが、実際には記憶力ではなく、
「記憶を取り出してくる能力」の低下です。懐かしい作品を改めて楽しめば感動と記憶を
どちらも呼び覚ます事が出来る。
より脳を活性化する楽しみ方のキーワードは「価値観の共有」です。
ぜひ誰かと一緒に見て「この場面がよかった」といった思いを共有してください。
伝え合う事で喜びは増し、仮にイマイチだと感じてもそのストレスは解消される。
1人で見る場合にも、作品に共感できれば十分でしょう。
人間は視覚動物なので、目から情報を入れるのは、とてもいい事、是非若々し脳を保ち、充実した毎日をおくってほしい。」
長い引用となりましたが、映画を楽しみながら刺激を受け、若々しい脳を保てるとはSSシネマの会にも力が入る気がいたしました。

今回の話題に上がった映画は
*劇場
『小さいおうち』
多くの方が見て、とても心に残るいい映画だったと評判がよかった。
原作者は中島京子さんは東女の卒業生(80年代卒)
『大統領の執事の涙』
原題は“The Butler”という事は執事という職業を表すものだと思うが、
邦題の涙はラストシーンの執事の流す涙なのか、黒人としての立場を振り返って種々の苦労を物語って いるのか?という話になった。
イギリスの貴族の館の執事の話、原作カズオ・イシグロ「日の名残り」The Remains of the Day アンソニーホプキンスが演じている、とてもいい映画です。是非比較して観る事をお薦めします。
『鑑定士と顔のない依頼人』
有名なオークショニアの話で、考え込むほどのものではないが、イタリアでの名品の競売、
飾ってあるコレクションの絵画には本物が何点かあるとの事、注意して見ると本物らしき絵が
光って見えた。この重厚な調度セットの中でジェフリー・ラッシュはぴったりとはまり演じていた。
『永遠のO』
戦争を知っている者には感慨深いものだが、戦争を知らない若い人にも戦争の悲劇を知って欲しい。
『かぐや姫の物語』
現代的なかぐや姫で、とても絵が美しい。
『ジャッジ』
邦画。妻夫木聡主演、大変面白かったのでお薦めする。(お若いKさん)
*DVD TV
『風と共に去りぬ』
名作。クラクゲーブルのレッドバトラーはあらためて見直した。
『オペラ座の怪人』
日本ではなくて、本場のミュージカルの舞台を見たことがあると、影像は物足りない。
「レ・ミゼラブル」にも言えると思う。
『マイフェアレィディ』『ジャイアンツ』
この会に入ってから作品に関係のある事などを研究したお話しは面白くうかがいました。
映画は全く好みの問題ですから、自分の好みで選択し、観ればいいものだと思います。
3ヶ月に一度、他の方のお話、見方に触れ、脳を若返らせましょう。
*2014年 第86回アカデミー賞
・作品賞 「それでも夜は明ける」
・主演男優賞 マシュー・マコノヒー (「ダラス・バイヤーズクラブ」)
・主演女優賞 ケイト・ブランシェット (「ブルー・ジャスミン」)
・監督賞 アルフォンソ・キュアロン(「ゼロ・グラビティ」)
・外国語映画賞 追憶のローマ(伊)
・助演男優賞 ジャレッド・レト (「ダラス・バイヤーズクラブ」)
・助演女優賞 ルピタ・ニヨンゴ (「それでも夜は明ける」)
次回は
6月 9日(月) 下落合コミュニティセンター 4階 第3集会室にて
アクセス JR京浜東北線 与野駅西口下車 徒歩3分 地図
活発なお話をお聞きしたいと思います。
YOKO

出ていたと報告がありました。
◇往年の名作邦画のDVDで“若々しい脳”をつくろう
脳科学者 澤口俊之教授(フジテレビ「ホンマでっか?TV」出演)の談
「かつて見た名作を改めて味わうことは、脳の活性化につながる。
一般的に、脳は加齢とともに萎縮して軽くなるといわれますが、近年の研究では80歳でも30~40代並の脳の重さや機能を保てることが解ってきた。そんな若い脳をつくる条件の一つとして「感動すること」が関係しているだろうと考えられている。
人間は35歳ごろから感動に関係する脳内ホルモンの分泌が急激に減り、感情の起伏が少なくなる。
これをエンタテインメントによって刺激することは大変有効。
特にシニア層は,過去に見た作品に触れるといい。
老いを感じる事として,よく記憶力の低下を挙られるが、実際には記憶力ではなく、
「記憶を取り出してくる能力」の低下です。懐かしい作品を改めて楽しめば感動と記憶を
どちらも呼び覚ます事が出来る。
より脳を活性化する楽しみ方のキーワードは「価値観の共有」です。
ぜひ誰かと一緒に見て「この場面がよかった」といった思いを共有してください。
伝え合う事で喜びは増し、仮にイマイチだと感じてもそのストレスは解消される。
1人で見る場合にも、作品に共感できれば十分でしょう。
人間は視覚動物なので、目から情報を入れるのは、とてもいい事、是非若々し脳を保ち、充実した毎日をおくってほしい。」
長い引用となりましたが、映画を楽しみながら刺激を受け、若々しい脳を保てるとはSSシネマの会にも力が入る気がいたしました。

*劇場
『小さいおうち』
多くの方が見て、とても心に残るいい映画だったと評判がよかった。
原作者は中島京子さんは東女の卒業生(80年代卒)
『大統領の執事の涙』
原題は“The Butler”という事は執事という職業を表すものだと思うが、
邦題の涙はラストシーンの執事の流す涙なのか、黒人としての立場を振り返って種々の苦労を物語って いるのか?という話になった。
イギリスの貴族の館の執事の話、原作カズオ・イシグロ「日の名残り」The Remains of the Day アンソニーホプキンスが演じている、とてもいい映画です。是非比較して観る事をお薦めします。
『鑑定士と顔のない依頼人』
有名なオークショニアの話で、考え込むほどのものではないが、イタリアでの名品の競売、
飾ってあるコレクションの絵画には本物が何点かあるとの事、注意して見ると本物らしき絵が
光って見えた。この重厚な調度セットの中でジェフリー・ラッシュはぴったりとはまり演じていた。
『永遠のO』
戦争を知っている者には感慨深いものだが、戦争を知らない若い人にも戦争の悲劇を知って欲しい。
『かぐや姫の物語』
現代的なかぐや姫で、とても絵が美しい。
『ジャッジ』
邦画。妻夫木聡主演、大変面白かったのでお薦めする。(お若いKさん)
*DVD TV
『風と共に去りぬ』
名作。クラクゲーブルのレッドバトラーはあらためて見直した。
『オペラ座の怪人』
日本ではなくて、本場のミュージカルの舞台を見たことがあると、影像は物足りない。
「レ・ミゼラブル」にも言えると思う。
『マイフェアレィディ』『ジャイアンツ』
この会に入ってから作品に関係のある事などを研究したお話しは面白くうかがいました。
映画は全く好みの問題ですから、自分の好みで選択し、観ればいいものだと思います。
3ヶ月に一度、他の方のお話、見方に触れ、脳を若返らせましょう。
*2014年 第86回アカデミー賞
・作品賞 「それでも夜は明ける」
・主演男優賞 マシュー・マコノヒー (「ダラス・バイヤーズクラブ」)
・主演女優賞 ケイト・ブランシェット (「ブルー・ジャスミン」)
・監督賞 アルフォンソ・キュアロン(「ゼロ・グラビティ」)
・外国語映画賞 追憶のローマ(伊)
・助演男優賞 ジャレッド・レト (「ダラス・バイヤーズクラブ」)
・助演女優賞 ルピタ・ニヨンゴ (「それでも夜は明ける」)
次回は
6月 9日(月) 下落合コミュニティセンター 4階 第3集会室にて
アクセス JR京浜東北線 与野駅西口下車 徒歩3分 地図
活発なお話をお聞きしたいと思います。
YOKO
#
by sscinema
| 2014-03-11 22:55
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