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東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

2024年10月31日(木)Zoomの会報告

なかなか秋らしい気配が感じられないこの頃ですがまたしばらくぶりに7人でZoomの会を開催しました。


       YOKO

 

今回話題になった映画 あらすじ等 みなさんのお話より ・)yoko の考え

 『スオミの話をしよう』 24日)

三谷幸喜が監督・脚本作品。

長澤まさみを主演、突然失踪した女性と、彼女について語り出す5人の男たちを描いたミステリーコメディ。

話題作で多くの人から感想がでました。

ミステリーコメディとうたってあるが面白みは感じなかった

・いろいろな男性の描きわけ長澤ますみが対応する演技はすごいと認めるが、

 三谷幸喜の演劇的な演出に映画とすると違和感があり、期待外れ感がする。

 三谷幸喜自身が喜喜として長澤ますみの変化を楽しんでいるのでは? とちょっと引く。

・いつもスオミの近くにいる薊(あざみ)を演じる宮澤エマ(元首相宮澤喜一の孫)がとても良かった。

スオミ」とは フィンランド語で「フィンランド」のこと で、外交官だったスオミの父親が愛した地


         

『侍タイムスリッパー』  24日)

・安田淳一が監督、脚本、編集、撮影、照明、など11役を手掛け、

自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させた。

池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ、口コミで話題が広まり、全国100館以上で順次拡大公開される。 

・幕末の侍があろうことか時代劇撮影所にタイムスリップ「切られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く.

*kさんが915日にLine に面白い映画があると、さいたまMOVIXでも上映とお知らせがあり、早速情報を拡散し、今回出席者の殆どが観ていて、話がはずみました。

・後味がいい素晴らしい映画。

会津藩士と長州藩士の戦いという歴史を踏まえてのタイムスリップという設定もよかった。

・日比谷の映画館で監督の舞台挨拶で苦労話を直接聞けた。この前に作った「ごはん」を観てほしいとの事

・クラウドフアンド等でなく昔ながらの自費製作では縛りもなく本当に自分の思い通りにできたのではないか?

・無名の役者というのも名前で集客という縛りもなく、先入観もなく、すんなりと鑑賞できる。皆が真剣に取り組んでいいものを作ろうと言う姿勢が結果的にいい作品になっているのでは。

・お世話になる和尚さん夫婦がとてもいい、寅さんのパクリのようなセリフも出てくる。

・監督が結婚式や卒業アルバムなどのビデオを作っていたとの事、映像や、画面の人物の配置や色彩の具合などが美しく、気負っていないのがいい。

・ポスターがとてもしゃれている。



『映画 〇月〇日、区長になる女。』 24日)                                  

・劇作家・演出家のペヤンヌマキが監督を務め、2022年の杉並区長選挙を記録したドキュメンタリー

人口57万人、有権者数47万人という規模の選挙でありながら、わずか187票差で現職区長を破った岸本聡子

彼女を草の根で支えた住民たちに密着した。

*下落合コミセンで自主上映があり、観て来た。今でもいろいろな地域で自主上映がおこなわれている。

X」で検索すると自主上映の場所と時がわかる。

・僅差で区長に当選するのですがそれがゴールでなく、岸本さんを支援してきた女性たちが区議会での岸本さんへの嫌がらせなどを見て大勢区議選に立候補し当選。女性たちが生き生きと活躍する、見ると元気になれる映画。


『沈黙のパレード』

・東野圭吾のベストセラー小説を原作、福山雅治演じる天才物理学者が難事件を鮮やかに解決していく姿を描く

大ヒット作「ガリレオ」TVシリーズの劇場版第3作。


『ミステリと言う勿れ』

田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化した連続テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版。

原作で人気のエピソード「広島編」をもとに、広島の名家・狩集家をめぐる遺産相続事件の顛末を描く。

原作の漫画との違いが言われている。

女子高生役の原菜乃華は目立っているが、今まで朝ドラなどいろいろな作品で見かけた女優。


 

『放浪記』 1962日)  

・監督 成瀬巳喜男 主演 高峰秀子 原作林芙美子の自伝的小説を映画化。

*あらためて昔野、女優高峰秀子の演技力に感心した。

脚本や映像に品位が感じられる昔の映画だった。

・)昔は有名な監督のダメ出しが厳しく、ワン シーンに2日もかけたと聞く。殆ど身体を動かさない演技で

眼の動きだけで感情表現をしている、近頃は邦画、洋画を問わず、名優の眼のお動きに注目して観ている


 『フオールガイ』 The Fall Guy (24)                                          

元スタントマンのデビッド・リーチ監督が、ライアン・ゴズリングとタッグを組んで描いた痛快アクション。

fall guy = 代役

the アメリカ映画! ドキドキ アクション ラブコメディ。

・)私の好きなライアン・ゴスリングなので、観に行くべきでした。WOWOWの放映をまちます。


『傲慢と善良』(2024)             

・直木賞作家・辻村深月が現代に生きる人々のリアルな恋愛観と価値観を描いた同名小説を映画化、藤ヶ谷太輔奈緒の共演でマッチングアプリで婚活を始めた恋愛ミステリー。

*原作とは少しちがっている。


「地面師たち」Tokyo Swidlers (2024 Netflix

・映像化困難と言われた小説家・新庄耕の同名クライムノベルを、綾野剛豊川悦司のダブル主演で、大根仁監督が実写化したNetflixシリーズ(全7話)

・完全な実話ではありません。しかし、ドラマの内容には、実際に起きた地面師事件の要素が反映されています。

地面師とは、他人の土地の所有者を装い、虚偽の売買契約を結んで騙し取る犯罪集団のこと

2017年のセキスイハウスの事件が元になっているのをこんなにも早く映像化するのは配信ならではの事。


SHOGUN 将軍」 (2024 ディズニープラス)                           

・真田広之とハリウッドの長一流製作陣が、超巨額の製作費で(100億)本気で戦国時代末期の日本の激動を描いた超大作。かってない極大スケールに圧倒、問答無用で面白い!

*全10話中、8話までしか見られてないのですが、、、面白く見てます


「赤羽骨子のボディガード」   24日)  

・週刊少年マガジン」連載の丹月正光による同名コミックを、アイドルグループSnow Man」のラウール主演で実写映画化した学園アクション。

奇想天外な娯楽作品で、ラウールを観て見たくていったが、出口夏希、土屋太鳳など多くの若いタレントが

全キャラ個性のある高校生殺し屋として出てくるので、それを見つけるのに追われる。


「キングダム〜大将軍の帰還〜」 24日)

・続編製作中との事。


「ルックバック」 24日)  

・漫画家・藤本タツキが、2021年に「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画を劇場アニメ化。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」や「君たちはどう生きるか」などさまざまな話題のアニメに携わってきた、アニメーション監督でアニメーターの押山清高が、監督・脚本・キャラクターデザインを手がけ、ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー

50分の上映で1.700円もしたが、結構評判がよくMOVIXでロングランでやっていた。

押山清高のアニメの評判が集客につながったのではないか。


「ブルーピリオド」 24日) 

・生きてる実感が持てなかった。あの青い絵を描くまでは―これはからっぽだった俺が、初めて挑む物語

*芸大を目指して努力と葛藤する様や先生方のアドバイス等、興味深かった。

長編の漫画を実写化なので、カットされている部分が多いのでは?


「室井慎次 敗れざる者」 24日) 

1997年に放送開始され映画版も大ヒットを記録したテレビドラマ「踊る大捜査線」シリーズ

柳葉敏郎が演じる人気キャラクター、室井慎次を主人公に描く映画2部作の前編

*後編が11月に上映されるとの事で、観て来た。

「踊る大捜査線」シリーズはずーっと見ているので理解はでき、楽しめた。


『パリ タクシー』  22仏)       

・フランスで大ヒットした感動ドラマ。ある日、免停寸前のタクシー運転手が乗せた女性客とのドライブが、

やがてふたりの人生を変える旅となっていく姿を描く。

*飛行機中で観たが、面白かった・


 

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』  

・原作者水木しげるの生誕100周年を記念して上映されたもので、最近、近所の映画館で上映されている。

日本アカデミー賞アニメ―所運作品賞

*長野県須坂市に移住したTさんが紹介。

とても怖くて、最後には泣けてくるすごいアニメ。大人向けのアニメで、子供には恐ろしすぎる作品


    

『奇跡のシンフオニー』Augst Rush(子供の名) 2007米)                   

・児童福祉施設で育った11歳の少年はあらゆる音がメロディに聴こえその才能を見出され演奏会に出て、その音に引き寄せられるように別々の世界で音楽活動をしていて、かつて捨ててしまった子供の実の両親が現れる。

・)子役が素晴らしいのと、美しい音楽、揺るぎのないDNAというか血脈が引き合って家族になるという奇跡的な出来事が美しく描かれてなんか絵画を観ているような気になり、普通より上の評価をつけました


『それでも私は生きていく』 2022仏英)  

・)さまざまな事態に揺れながらマ前向に生きる女性を描く。

老父の介護や施設入居など海外の様子が覗けた。老人介護はどこの国でも変わらないと思えた


『ロスト・キング 500年越しの運命』The Lost King 2023英) 

・)普通の主婦ながら500年以上行方不明だった英国リチャード3世の遺骨発見の立役者となった女性の実話

しかし、結果はその功績は大学教授が掬い取ってしまうという、

どこにいっても女性の功績はこういうう扱いになりがちなのだろうか?



by sscinema | 2024-11-08 00:59 | 報告 | Comments(0)