2019年9月9日 第27回SSシネマ同好会の報告
2019年 09月 16日
台風通過との事で心配しましたが、午後には交通機関落ち着き6人の方がお集まり、お話しました。
今回のお菓子は無農薬キャロットケーキで、細切りの人参や栗がはいっていて、こくのあるケーキでした。
YOKO
◆今回話題になった映画
・あらすじ等 *みなさんのお話より ・)yoko の考え
『アルキメデスの大戦』(19日)
・コミックを原作にした歴史ドラマ。1933年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造を食い止めようとする数学者を描く。
監督・脚本・VFXを担当するのは、『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』などの山崎貴。主演は菅田将暉。軍部の陰謀に数学で挑む主人公の戦いが展開する。
*大型戦艦を建造して日本の国威を示すべきだという陸軍と今や空母の時代だと主張する山本五十六率いる海軍との対立があった事など、国を動かす人々によって、多くの悲惨な犠牲が生まれる。歴史の事実は戦争を知らない世代に伝える必要がある。 海没した米軍機に水上機が駆け寄り、パイロットを救出していくのを目撃した日本兵の驚きはサバイバルを重視する米国の考え方の違いを知る。
「負の遺産」としての大型戦艦大和の沈没シーンは心打たれる。よく出来た映画だった。
・)ヤマトという事、菅田将暉主演で観客動員数も若い人も多いとか、Yさんの拓殖大学の関良基教授の明治維新の時の歴史的背景のお話が興味深かった。歴史をいろいろな面から検討する事が未来の危機を防ぐと思います。
『新聞記者』(19日)
東京新聞記者・望月衣塑子の同名ノンフィクションを原案に、若手女性新聞記者と若手エリート官僚の対峙と葛藤を描く社会派サスペンス。自分が巨大な「国」の一員であるという“事実”を、本作はまざまざと感じさせる。真実を明らかにする者=新聞記者と、真実を操作する者=内閣情報調査室・官僚といった2つの立場でえぐり出す、衝撃のドラマ
監督は藤井道人、主演はシム・ウンギョンと松坂桃李。
*松坂桃李が演ずるエリート官僚が属する、内閣情報調査室(現政権に不都合なニュースをコントロールする)。
英国のMI6,米国のCIAみたいな部署というが日本政府にそれだけの権限をもっている部署が有ることを知った。
『ロケット マン』 Rocketman (19米)
・「ボヘミアン・ラプソディ」の監督デクスター・フレッチャーが続いてメガホンを取った英国のロックスター、エルトン・ジョンの伝記映画。「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。同じく「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。エルトン・ジョン本人も製作総指揮。
*本名はレジナルド・ドワイトだがジョンレノンに憧れていて、芸名をエルトン・ジョンにした
・)米国ロサンジェルス駐在中40年も前になりますが、エルトンジョンがアメリカ進出し、グラミー賞を取り、全盛の時です
ラスベガスまでライブステージを見に行き、派手ないろいろの眼鏡をかけ、イギリスで始まったパンクフアッションに身を包み、人間ロケットになって飛び出したリでしたが、やはりピアノの弾き語りのバラードは素晴らしく、只のドタバタでない事はアメリカ人は解っているのだと思った事を思い出しました。
『命短し恋せよ乙女』 Cherry Blossoms & Demons(19独)
2018年9月に他界した樹木希林が初めて出演した海外製作作品で、女優として最後の出演作となったドイツ映画。
ドイツ出身のドーリス・デリエ監督が、孤独なドイツ人男性と、男の父親と親交のあった日本人女性が、人生を取り戻すためにともに旅する姿を描いた。ミュンヘンに暮らすカールは、酒に溺れて仕事を失い、妻は子を連れて家を出てしまう。孤独に苦しむ彼のもとに、ある日、ユウという日本人女性が訪れてくる。ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父ルディと親交があり、ルディの墓と生前の家を見に来たのだという。、次第に彼女に惹かき、今度はユウの祖母に会うため日本へ向かうが……。2人が訪れる茅ヶ崎の老舗旅館「茅ヶ崎館」の女将を樹木が演じている。
*あまりよくわからなかった。樹木希林の最後の映画ということで、観客は動員できるとおもうが、独映画独特の暗さ。
『ライオン・キング』 The Lion King(19米)
・ミュージカル映画。1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画作品『ライオン キング』のフルCG
(ディズニー公式では「超実写版」と銘打っている)リメイク作品である。
*実際の動物の表情が凄くよく、アニメーションの下地があるのでより理解できる。
実際のハイエナの生態に興味がわいた。
・)私は観ていないのですが、こういう作品は費用もかかるが、狩猟民族は嬉々として作り上げると思います。
農耕民族の日本人は根底からして違うと思います。日常の生活でも彼らは動物だと感じさせられます。
『アラジン』 Arajin(19米)
・『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』に基づき1992年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『アラジン』の実写リメイク作品
*Kさんは字幕版と日本語吹替え版で歌に注目、またドルビー版もみるつもりとか、アニメ版のジニー吹替えロビンウイリアムスが良かった。
『ダンス with ミー』(19日)
・ミュージカルコメディ。一流商社で働く勝ち組OLで、幼いころの苦い思い出からミュージカルを毛嫌いする鈴木静香は、ある日、姪っ子と訪れた遊園地で怪しげな催眠術師のショーを見学し、そこで「曲が流れると歌って踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”にかかってしまう。その日から、静香は街中に流れるちょっとしたメロディや携帯の着信音など、あらゆる音楽に反応するように。術を解いてもらおうと再び催眠術師のもとを訪れた静香だったが、そこは既にもぬけの殻。困り果てた彼女は、催眠術師の助手をしていた千絵とともに、催眠術師の行方を捜すが……。
*全体的に面白く、及第点。催眠術師にベテラン俳優の宝田明ら個性豊でとても良かった。
『天気の子』(05米)
・大ヒットを記録した『君の名は。』の新海誠が原作、脚本、監督を務めた青春ドラマ。離島から東京に家出してきた男子高校生と、“祈るだけで晴れにできる“力を持つ少女が出会い、自らの生き方を選択していく姿を描く。
『君の名は。』に続いて田中将賀がキャラクターデザインを務め、オーディションで選ばれた醍醐虎汰朗と森七菜が声優を務める
*青春映画。「君の名は」よりは解り易い。
『万引き家族』(18日)
*子どもの虐待がニュースになっている昨今、考えさせられる映画。芸達者な俳優陣、カンヌ国際映画祭で賞を取る作品に作り上げた是枝監督はすばらしい。特に安藤サクラの泣く場面は外国でも評判になったとの事、釘付けになった。
『天空の城ラピュタ』 (86日)
*Sさんはご多忙な中録画してご覧になり、宮崎駿作品だが、暴力的シーンが多かった。
「天気の子」、「ワンス アポンアタイム イン ハリウッド」を見に行きたいと意欲的でいらっしゃいました。
『洗骨』 (18日) 彩の国シネマスタジオ
*最愛の人をなくすのは誰しも悲しい。だが数年後その人にもう一度会える神秘的な風習、洗骨。ユーモアと感動で世界各国で賞賛を浴びる珠玉のヒューマンドラマ
・監督照屋年之(漫才師ガレージセールのゴリ)初の長編映画。とても良かった。やはり奥田瑛二がこの作品を締める
この様に色々な視点から見た映画のお話を聞いておくと、チャンスがあったら、是非この事を思い出しながら楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。
第28回
日時 2019年12月9日(第2月曜日)
場所 下落合コミュニティセンター4階 第4集会室
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by sscinema
| 2019-09-16 00:28
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