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東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

2019年6月10日 第26回SSシネマ同好会の報告

雨が降りしきる日でしたが、7人の方が集まってくださり、お話がはずみました。
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今回はOさんが初めて参加くださいました。
お菓子はオレンジジェリーと「支部の集い」で求めたミニクッキーでした。
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◆今回話題になった映画 
・あらすじ等  *みなさんのお話より  ・)YOKOの考え
   
『パリ、嘘つきな恋』(18仏)
・嘘から始まる恋の行方を描いたロマンチックコメディー。車椅子生活のフリをしたプレイボーイが、真実の恋に目覚める。
フランスのコメディアン フランク・デュボスクが監督・脚本・主演を務める。

*彼女は初めから彼の嘘が解っていて、真実をどのように現してくれるかを期待している。
仏映画らしい映像も美しく、楽しめた。豪華な邸宅でプールの底が上がって水の深さを変えられる事に驚いた。
ウイットに富んだ会話がたのしかった。


『長いお別れ』(19日)
・直木賞作家・中島京子の実体験に基づく小説を、『湯を沸かすほどの熱い愛』などの中野量太監督が映画化。
認知症の影響で徐々に記憶を失っていく父と、彼と向き合う家族を描く。認知症の父を山崎努、妻を松原智恵子、娘を蒼井優、竹内結子、などが演じる。「これ以上ない完璧なキャステイング」と絶賛の声。 国内最大級の映画レビューサイト「coco」で満足度91%と高い数値を維持。

*コメディタッチで重い内容もすんなりと受けられるが心に残る作品だった。

・)山崎務の演技は凄いとあったが、「モリのいる場所」等同じ様な役をしていて認知症になっていかないのだろうか?
この問題は自分も含め連れ合いの事に当てはめると他人事でなく不安になってきます。


『バイス』Vice (18米) 
・ディック・チェイニーはジョージ・W・ブッシュの下で副大統領を務め、心臓の持病を抱えながらも、「史上最強の副大統領」
「影の大統領」と評されるほどの影響力を発揮した。チェイニーの影響は今日の国際秩序にも及んでいる。
その一方で、チェイニーは「史上最悪の副大統領」と指弾されることもあり、9.11後のアメリカをイラクへと導いたとされる。
原題の「VICE」は、単独では「悪」「悪習」「悪徳」などの意味であるが、接頭語として「VICE」を用い、「vice-president(vice president、ヴァイスプレジデント)」とすると「副社長」「副理事長」および「副大統領」の意味となる。

・)大統領の内側をのぞけて面白かった。クリスチャンベールの徹底ぶりに感心する。
妻のリン・チェイニーは文学者であるが、歴史学者としても名が知られている。


『キングダム』KINGDOM(18日)
・紀元前245年 中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画を実写映画化。大将軍を夢見る少年と、中華統一を
もくろむ若い王の運命を映す。山崎賢人主演で主人公の信を演じ、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、要潤、大沢たかおらが顔をそろえる。監督は「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」「図書館戦争」などの佐藤信介。

*中国でロケをし、スケールの大きい作品。大沢たかおが筋肉隆々と肉体改善に挑戦し、大変見応えがあった。
Kさんは2度も続けて観たとの事。


『愛がなんだ』(18日)                          
・『八日目の蝉』『紙の月』などの原作で知られる直木賞作家・角田光代の恋愛小説を映画化。
好きになってくれない相手をいちずに追う女性の恋模様を描く。
「カメラを止めるな!」に続いて、単館上映から、上映映画館が口コミで増えているという

*今時の若者の恋愛感を見せられた。未来が読めない若者は刹那的な事しか考えられない事も理解できる。


『空母いぶき』(19日)
・「沈黙の艦隊」で知られる かわぐちかいじ原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を実写映画化。
西島秀俊と佐々木蔵之介の共演。 
国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るため奔走する者たちの姿を描く。監督は若松節朗(「沈まぬ太陽」「ホワイトアウト」)

*今、日本にこの様な事が起きるとしたら、それぞれの立場の人はどうするかという強い疑問がわく。心に残る作品。
 「戦闘」と「戦争」の違い
 「戦闘」→ 兵力を用いて敵にたいし、攻撃・防衛などの行動をとること。
 「戦争」→ 主に国家による、軍事力を用い、他国ないし敵対勢力に対して組織力的行われる軍事活動や戦闘行為、および、それによって引き起こされる対立状態のこと

・)平和ボケしている日本人は国民レベルでもっと真剣に憲法改正の事、軍隊の事など議論されるべきなのではと思います。私は観てないのですが、きっと欧米のこの手の映画と比較すると、満足はいかないと思いますが、製作費や種々の面で制限はある邦画では比較してはいけないと思うようになりました。
シネマの会で邦画について教えていただくようになったからだと思います。


『グッドナイト&グッドラック』Good Night,and Good Luck(05米)
・放送の良心”としてアメリカ国民に愛された、エド・マローの生き様を描いた本格社会派ドラマ。“マッカーシー”批判と呼ばれる歴史的事件を背景に、時の権力者に立ち向かった男たちの真実の物語。
1953年のアメリカは、共産党主義者を弾圧する“赤狩り”の嵐が吹き荒れていた。大手TV局に勤めるエド・マローはマッカシーの実像を暴いていく。マッカーシーを含む当時の映像を実際に使うために、全編を白黒で撮影したことで、作品に重厚感と臨場感が加わっている。

*DVDを買って観た。満足できる作品だった。

・)ジョージ・クルーニー
叔母→ローズマリー・クルーニー  父→ニック・クルーニー、有名な ニュースキャスター TVキャスター
NHK BSで放送された(1996~2011)TVシリーズ 「ER緊急救命室」の小児科医師で出ていた頃注目していたのですが、その後大俳優になりました。イケメン好きの私は追っかけています。17歳も下の才女とヴェネチアを貸切って結婚式を上げて今は子育てに大変で、すっかり白髪になったと、最近のニュースに載っていました。


『ビリーブ 未来への大逆転』On the Based Sex(18米)  ・史上初めてユダヤ人で女性最高裁判事となったルース・ギンズバーグの半生を映画化したヒューマンドラマ。
1970年代、歴史を変えたと言われる史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士の姿と裁判の行方を描き出す。
原題は「ON THE BASED of SEX(性により由来する上での)」で、裁判の争点を表していますが、邦題の「ビリーブ 未来への大逆転」の方が映画の内容を伝えている。主人公の「男女差別」を解消できると信じる(ビリーブ)背景が描かれている。
「男女差別」を解消するには、過去に焦点を当てるのではなく、未来に焦点を当てて、「100%、負ける」という裁判を大逆転し、勝たなければならないということ。


興味深い映画。
『さよならくちびる』  (19日)                       
・『月光の囁き』などの塩田明彦監督が、若者たちの青春と恋愛を描いたロードムービー。
全国をめぐる解散ツアーを行う女性デュオと、バンドを支える男性(成田凌)の複雑な思いが交錯する。

・)初参加のOさんのご紹介でしたが、邦画も関心を持っていらっしゃるのですね。これからもよろしくお願いします。


『「歎異抄」をひらく』 (19日)                     
・浄土真宗の宗祖とされる鎌倉時代の僧・親鸞の教えを記した仏教書「歎異抄(たんにしょう)」をわかりやすく解釈した高森顕徹の「歎異抄をひらく」をアニメ映画化。
「歎異抄」の著者と言われる僧の唯円が親鸞と出会い、仲間たちとともに迷い悩みながら成長する姿を描く。
生き方に悩んでいた青年・唯円は、親鸞との出会いにより、葬式が仏教の目的ではなく、生きている人間が幸せになるための教えこそが仏教だと知る。感銘を受け、親鸞に弟子入りした唯円は、時に厳しく、時に愛情深く導いてくれる師である親鸞の言葉を後世に正しく伝えたいと決意する。親鸞の声を演じるのは石坂浩二。
*Sさんが新聞広告に載っていた石坂浩二の魅力にひかれて、原作を買い、シネフレックス幸手まで出かけ、思い切って見てきまた。
幼い時一緒に親鸞さまの法話を聞いていた友達と再会したときは一人は遊女となり、その兄(もしかしたら弟)は殺人犯で引き回しの上処刑されるところだった。
女の人は唯円と親鸞さまに助けられ、お寺で一緒に暮らすようになった。唯円は特別の計らいで兄の方の牢屋に会いに行き南無阿弥陀仏と念仏を唱える様に教え導くのだった次の日処刑に沢山の見物人が集まる中、親鸞やそのご一行も出かけ念仏を唱えていた。殺人犯も確かに念仏を唱えながら処刑されたように見えた。
『善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや』
上記の言葉は皆様もご存知のように日本の古典の中でも一番有名な言葉だそうです。
歎異抄は師匠親鸞の教えを後の世の人に正しく伝えようとして弟子の唯円が書き残したものだと言う。   
『歎異抄をひらく』は一口で言えば超真面目なアニメ映画。
哲学や宗教をアニメ化する時代なんだ!!アニメの見方も変わってくるかも?

・)ご高齢のSさんは圧迫骨折などでコルセットが取れたばかりにもかかわらず、この会で発表するためにスマホで検索し、埼玉では幸手でしかやっていない事が解り、新しく杖を購入し、電車を乗り継ぎし、観ていらっしゃったとの事。本当に驚きと共に感謝いたします。Sさんのクリスチャンとしてのご意見も興味を覚えました。


『マンチェスタ・バイ・ザ・シー』 Manchester By the Sea(16米)   

・)アメリカの小さな町に住む普通の男、いろいろな問題を受け止めていきていく姿。いい映画でした。


『ペンタゴン ペーパーズ/最高機密文』The Post  (17米)
・ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた。1971年政府がひた隠す真実を明らかにすべく奔走した人物たちの姿を描いた。

・)米国の二大新聞社New York Times とWashington Postの内幕。トム・ハンクス、メリル・ストリープ共演


『ミケランジェロ・プロジェクト』The Monuments Men(13米)   
・ジョージクルーニーが製作。監督、脚本、主演を務め、第二次世界大戦下の実話を映画化。ナチスに略奪された美術品を取り戻すために結成された特殊部隊の活躍を描く。

・)楽しめた。美術品の価値や歴史などを教育し、教養として人間は学ぶ事の大切さを感じる


この様に色々な視点から見た映画のお話を聞いておくと、チャンスがあったら是非この事を思い出しながら楽しみたいと思います。 
ありがとうございました。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。
      
第27回  
日時  2019年 9月9日(第2月曜日)
場所  下落合コミュニティセンター 4階 第4集会室




by sscinema | 2019-06-13 23:52 | 報告 | Comments(0)