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東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

2019年3月11日 第24回SSシネマ同好会の報告

春がもう真近いと感じさせられる頃となりました。
いろいろの事情でご都合がつかず、今回は4人だけの会でしたが、とてもたくさんの事を教えていただきました。
劇場での新作の事をベテランの方々がご紹介下さったので、遅ればせながら放映された時は是非見てみたいと思います。
今回のお菓子はさくら味のシフオンケーキと生チョコのビスケットサンドでした。
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◆今回話題になった映画     
・あらすじ等  *みなさんのお話より  ・)YOKOの考え

『アリー・スター誕生』 A Star is Born(18米)
 ・ウエイトレスとして働きながら細々とライヴをこなすアリ。国民的人気をを誇るミュージシャン、ジャクソンとの偶然の出会いが彼女の未来を大きく変える。ショービジネスの華やかな世界に一気に放り込まれた運命的な恋、そして栄光の
葛藤を描く。クリント・イーストウッドが映画化を期待し企画した作品をブラドリー・クーパーが初監督・主演として引き継いだ。1937年ジュディ・ガーランドの「スター誕生」のリメイク作品として4度目の映画。
「Shallow」作詞レディ・ガガは今年度アカデミー賞 歌曲賞 受賞

*レディ・ガガが自然で、彼女の自伝ではと疑う程だった。ブラドリー・クーパーも演奏、歌がすばらしく感動した。


『ヴィクトリア女王最期の秘密』Victoria & Abdul(17英米)
・1887年、ヴィクトリア女王の在位50周年記念式典。記念硬貨の贈呈役に選ばれたアブドゥルは、英領インドからイギリスへとやってくる。最愛の夫と従僕を亡くし、心を閉ざし生きてきたヴィクトリア。孤独で気難しい彼女が心を許したのは、王室のしきたりを無視し、真っ直ぐに自分へ微笑みかけてくる名もなき使者、アブドゥルだった。はじめて触れる異国の文化…新しい世界に人生が輝き、身分も年齢をも超えた絆が芽生えていく。
2010年に今回の主人公・アブドゥルの手記が見つかり、ほぼ史実をもとに作られた映画。インドの下層階級とヴィクトリア女王の交流をベースにしているが、それまで英国王室史の闇の中に葬られていた。

*ジュディ・ディンチが素晴らしい演技に感心するばかり。

・)私はまだ観ませんが、検索するとアブドル役は「きっと、うまくいく」インドの若手実力派アリ・フアザール。実際の宮殿内部、庭園、印度のタジマハール、宴会の場面、衣裳などの撮影がさすが、英国ならではで日本は及びもつかない。


『天才作家の妻・40年目の真実』The Wife (17スエーデン英米) 
・グレン・クローズが、世界的作家の夫を慎ましく支えてきた妻に扮し、夫婦の絆や人生の意味とは何かを描いた人間ドラマ。
現代文学の巨匠ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、ジョゼフと妻のジョーンは息子を伴い、ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルムを訪れる。しかし、そこでジョゼフの経歴に疑いを抱く記者ナサニエルと出会い、夫婦の秘密について問いただされる。実は若い頃から豊かな文才に恵まれていたジョーンだったが、あることがきっかけで作家になる夢を諦めた過去があった。そしてジョゼフとの結婚後、ジョーンは彼の“影”として、世界的な作家の成功を支えてきたのだ。 ずっと心の奥底に押しとどめていたジョゼフへの不満や怒りがジョーンの中でわき起こり、長年共に歩んできた夫婦の関係は崩壊へと向かう。

*ノーベル賞は物理学、化学賞等研究部門は賞金を更なる研究に役立たせているようだが、文学賞は必然性が無いのでは? 実際受賞後のあまり活躍していず、不幸な結末が多いのも世に役立つっていないからではないか?
映画は結末は問題があっても妻は病に倒れた夫を献身的に介護する。女のさがなのかと感じられた。


『メリー ポピンズ リターンズ』Merry Popins Returns (18米)
・アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。大恐慌時代のロンドン。
バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も
荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。
そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。

*昔のメリーポピンズの中の歌は一つも出てこないが、今時を反映して、今風を楽しむ。


『グリーンブック』Green Book(17韓)                  
・黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。アkデミー賞 作品賞 (監督ピーター・フアレリー) 助演男優賞 マハ-シャ・アリ

*コメディータッチで楽しめた。マハーシャ・アリの演奏があまりにも見事だったが、近頃は首のすげ替える映像処理をするとの事。


『マスカレード ホテル』(18日)
・連続殺人事件が発生し、予告された高級ほてるに刑事がフロントクラークになり潜入捜査をして犯人を突き止める。

*ホテルの表はどこかの高級ホテルかもしれないが中のフロントのところはセットだと思われる。
セットが粗末だからカメラが常に同じ方向でしか写してない。面白みが薄れる。

・)欧米のこの手のものとは見劣る。カメラワークもよくなく,豪華キャストも生きてない。原作東野圭吾という事は脚本が悪いのか。
最後のクレジットで仮面を着けた人物(マスカレード)のイラストは素晴らしかった。いつまで、キムタクで観客を動員できるか?


『翔んで埼玉』(18日)
・人気コミック「パタリロ!」の作者である魔夜峰央の人気漫画を実写映画化。埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、東京都知事の息子と埼玉出身の転校生の県境を超えたラブストーリーが展開する。

*1982年に発表されたナンセンスギャグ漫画の実写映画化で、どのセリフ、人物も埼玉の事が織り込まれているので、漫画に精通しているともう一度じっくりと確かめる為に観てみたい。

・)自分が埼玉に住んでいるが、埼玉出身ではないので、この映画どこがいいのかと思っていましたが、邦画もよく観るKさんの解説でそんなにも深く埼玉の事を語っている事が解りました。MOVIXの大きな劇場は前席もいっぱいでした。
コミカルな映画なのに、大きな笑いが無かったのは、これも埼玉県人にとっては身に詰まされるのか、おおらかに笑うのは埼玉県人の性格ではないからなのでしょうか?

 
『半世界』 Another World(19日)
・坂本順次の監督・脚本によるオリジナル作品で、今まで映画化できず温めてきた2つのテーマを一つにし映画化。とある地方都市を舞台に炭火焼職人の主人公とそれぞれの人生を歩んできた同級生2人が人生も半ばを迎え残りの人生と向き合っていく。グローバリズムとはまた別のもう一つの世界が描かれている。
生まれ育った地元の山中の炭焼き窯で備長炭を作り、なんとなく父から受け継いだ仕事をやり過ごすだけの日々を送る炭火焼職人の紘(稲垣五郎)。
中学生時代の同級生・瑛介(長谷川博己)は自衛隊として海外派遣され、コンバットストレスにかかり、仕事を辞め離婚をし地元に戻ってくる。突然の帰郷に瑛介は多くを語らないが、何か訳ありの事情を抱えている。紘には家庭もあり、反抗期真っ只中の息子・明もいるが、先行き不安定な仕事の事で頭がいっぱいで家の事はすべて妻の初乃に任せていた。、人生の半ばを迎えた男たちにとって旧友とのこの再会が、残りの人生をどう生きるか見つめなおすきっかけとなる。

*サブタイトルにAnother World とあるので、それぞれの世界があるという事だと考えられる。
山の中の自然の美しさが映し出され、昔のそれぞれに問題を抱えた同級生が集う。最後はやhり涙が出た。
稲垣五郎が背筋をピントさせているのが、炭焼き人の感じでないやはりアイドルの癖は抜け切れないのだろう。

 
『女王陛下のお気に入り』 The Favourite(18アイルランド英米)
・18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。人々は、アヒルレースとパイナップル食に熱中していた。
虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が病身で気まぐれな女王の世話をし、絶大な権力を振るっていた。 そんな中、新しい召使いアビゲイル(エマ・ストーン)が参内し、その魅力がレディ・サラを引きつける。  アン(オリヴィア・コールマン)アカデミー賞  主演女優賞

*暗く、ドロドロした作品で 後味が悪かった。


『フライド・グリーン・トマト』 Fried Green Tomatoes(91米) 
・フライド・グリーン・トマトを名物とするカフェでの出来事を描いたヒューマン・ストーリー。
老人ホームで出会った老婆が語るのは、アメリカの田舎町で「ホイッスル・ストップ・カフェ」という食堂を経営していた女性たちの話だった。
人種差別が盛んな頃の南部にありながら、白人と黒人とが心の底ではお互いを信頼し尊重し合って暮らしている小さな町がありました、という心温まるおとぎ話が描かれていた

*とてもいい映画だった。古い映画ですが機会があったら観る事お薦め。


『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』  (14米)        
・インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー。
1950年代からインテリアデザイナーとして活躍し、ホワイトハウスの内装を任され、ジャクリーン・ケネディを顧客に持つなど、輝かしいキャリアを誇るアイリス。そんな彼女の展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ企画、売り切れ続出となる
テレビショッピングなどに密着し、自由で楽しく生きることとサクセスを両立させたアイリスの魅力が描かれる。
監督はアメリカドキュメンタリー映画の巨匠で、2015年3月に他界したアルバート・メイズルス

*「美人でなくて良かった。すてきに楽しく生きる人生の極意」と94歳の彼女は「高いハリーウエストンのネックレスより4ドルのアクセサリーがいい」とジャラジャラと首に巻いて、「センスは壊す事から」と


『こんばんは』(03日)
・山田洋次監督作品「学校」のモデルにもなった夜間中学校を、一年半にわたって記録した長篇ドキュメンタリー。
監督は「渡り川」の森康行。撮影を「チ・ン・ピ・ラ」の川越道彦が担当している。第77回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位、第58回毎日映画コンクール記録文化映画賞長編部門受賞、日本映画ペンクラブ賞ノン・シアトリカル部門第1
第1回文化庁映画賞 文化記録映画大賞受賞、平和・協同ジャーナリスト基金 基金賞奨励賞受賞、芸術文化振興基金助成、文部科学省選定作品。


『こんばんはⅡ』  (18日)
・夜間中学の記録映画『こんばんは』から15年。義務教育機会確保法を追い風に、47都道府県すべてに夜間中学を設置しようと、新たなうねりが起きています。
ここから私の夢は始まった。学ぶ夢を諦めない人々の姿を描いた感動ドキュメンタリー。
監督:森康行、ナレーター:大竹しのぶ

*感動作です。


『ロング ロング バケイション』 The Leisure Seeker(17伊仏) 
・老夫婦が残り少ない人生を謳歌する。アルツハイマーのジョンと末期がんのエラはキャンピングカーで旅にでる。

・)2人の年齢に到達した自分達を考えると身に詰まされる。ヘレン・ミラン、ドナルド・サザーランド名優に感服。


『ファスト マン』 (18米)                    
・幼い娘を亡くした空軍のテストパイロット、ニール・アームストロングはNASAの宇宙飛行士に応募し 選抜され、ヒユーストンに移りすみ有人宇宙センターで訓練をうけ、当時圧倒的優位にあったソ連も成し遂げていない月への着陸に成功。    
・)今年のアカデミー賞視覚効果賞を取ったが、やはりこれは劇場で見るべきだと思った。音楽の効果もすばらしい。
50年以上の前の月面着陸、宇宙服もロケットの機器も古い、こんなので、よく行けたと思う。最近TOYOTAが月面を走行する車を開発している事が報道されたが、今に一般人もいけるのでしょうか?


◆この様に色々な視点から見た映画のお話を聞いておくと、チャンスがあったら、是非この事を思い出しながら楽しみたいと思います。 
ありがとうございました。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。

第26回  
日時  2019年 6月 10日  (第2月曜日)
場所  下落合コミュニティセンター 4階 第4集会室


by sscinema | 2019-03-14 16:58 | 報告 | Comments(0)