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東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

2018年6月11日 第22回SSシネマ同好会の報告

台風が来ていてお天気が心配でしたが、大した雨にもならずほっといたしました。
今回は珍しく都合がつかれた方たち4名を加え10人で何か新鮮な感じのお集まりでした。
今回のおかしはケーキクレオパトラ(カシス入り)とオレンジジェリーで好評でした。 

            YOKO 

 
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あらすじ 解説  *みなさんのお話より  YOKO の考え

◆今回話題になった映画 

『万引き家族』(18日)
・監督是枝裕和、家族ぐるみで軽犯罪を重ねるある一家を通して人のつながりを描くヒューマンドラマ。家主の初枝の年金を目当てで共に暮らす治と信代夫婦、息子の祥汰、信代の妹・亜紀、彼らは年金では足りない生活費を万引きでかせいでいた。第71回カンヌ映画祭、パルムドールを受賞。
*現在劇場で絶賛上映中の作品。会でも一番多くの方が観ていて、話が盛り上がりました。
血のつながりの無い人々が家族だといって暮している様子は自由でかえって絆が深く、法律に縛られた家族関係を考えさせられる。それぞれの役者が見事な演技に受賞も納得する。特にリリーフランキー。
・リリーフランキー 
蔵野美術大学を卒業後、イラストレーターやデザイナーとして活動。文筆、音楽、写真などジャンルの枠を越えた活動を展開する。自身の半生をつづった初の長編小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(06)はベストセラーになり、TVドラマや映画にもなって大きな話題を呼んだ。

『赤い襷―富岡製糸場物語』(17日)深谷シネマ
明治5年、群馬県富岡市にヨーロッパと日本の技術を融合して誕生し、2014年には世界遺産にも登録された富岡製糸場を題材に製作された長編映画。明治時代の富岡製糸場で、日本近代化を支えた絹の生産に携わった、名もなき女性たちの姿を描いた。
全国から製糸場に集った若き工女たちは、フランス人教師の厳しい指導、身分による差別、容易ではない糸取り作業など、さまざまな苦労を味わいながらも、紅い襷をかけることが許されている一等工女となり、技術を習得し故郷に戻ることを目標に糸を引き続けた。開業時に日本の近代化に尽力した製糸場の首長ポール・ブリュナらフランス人たちと若き日本人女性たちの姿をドキュメンタリーとドラマを交えて描いていく。
*パンフレットに富岡製糸場は同窓生の原多喜子さんの御先祖に関係深い事が載っていた。とても興味深い映画だった。

『22年目の告白 私が殺人犯です』 (17日) TV
22年前の連続殺人事件の犯人が突然発表した告白本を巡るサスペンス。時効が成立してしまってることから
法律の下で彼をさばけない被害者や、事件を担当していた牧村刑事。ドンデン返しの結末。 
『殺人告白』(12韓)をリメイクしたもので、サスペンス充分、両方を観たが韓国の方が残忍で、筋も少し異なるとの事。TVは日本版もカットされているから、DVDで観ると違うのではとのお話もありました。

『バーフバリ王の凱旋』(17印)
『バーフバリ伝説誕生』に続く完結編。
*とにかく、世界で大変な興行収益を上げている作品で、アクション、スピード、楽しい踊り、歌ありで、インド映画は興味深い

『ラプラスの魔女』(18日)
東野圭吾原作。超常現象が関係するミステリー。ラプラスの悪魔=未来を予見する知性
* リリーフランキーが脳科学者になってでているが、イメージが全く違う感じでうまく演じている。

『モリのいる場所』(18日)
監督は沖田修一。 30年ほとんど家を出る事なく庭の生命を描き続け、97歳で亡くなるまで生涯現役だった画家の熊谷守一を主人公に、晩年のある1日をフィクションで描いた作品。
*「人生フルーツ」の様に老夫婦の生活の事かと、イオン美園まで苦労して観に行ったが少し違ったものだった。

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』(18日)
「わたしたち〈主婦〉辞めます!」妻の反乱で夫たちに史上最大のピンチが訪れる!山田洋次監督が贈る「家族はつらいよ」待望の第三弾。
*共感を感じなかった。何故家をきれいにする事にパニックになるのか?の疑問に対して、きれいにして置く事が気持ちがいいと感じさせるよう普段から手伝わせたりして教育する事は大切だそうです。 
                                                   
『百円の恋』(16日)
実家に引き籠ってテレビゲーム漬けの毎日を送る女。無愛想でガサツな性格でいつもだらしない格好をしており、本人曰く「女を捨てている」とのこと。家事や店の手伝いも一切しない。母親と喧嘩してそのまま家を出て、百円ショップに勤めながらアパートで一人暮らしを始める。ボクサーとの恋、ほどなくして始めるボクシング。
*安藤サクラ主演で、数々の賞を受賞。すごい体当たりの演技。

『かぐや姫のものがたり』(13日)
『竹取物語』を原作としたスタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画。監督は高畑勲が務めた。
*初めは普通に可愛がっていた娘も成長してお蔭で金満になってしまう両親の事が教訓であるのか。アニメ的には大変な技術。先日亡くなった高畑勲遺作。

『リメンバー・ミー』(17米)
ディズニー/ピクサー・アニメーション・スタジオ製作による米国のコンピュータアニメーション・ファンタジー・アドベンチャー映画。。キャッチコピーは「それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌」

『ペンタゴン ペーパーズ/最高機密文書』(17米) 
サスペンス映画。 ベトナム戦争を分析・記録したアメリカ国防総省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在を暴露したワシントン・ポストの2人のジャーナリストの実話を映画化した社会派ドラマ。
*2人の方が観て、とても良かった。
メリル ストリープ→
ニュージャージー出身。父親のハリー・ウィリアム・ストリープは製薬会社の役員、母親のメアリー・W・ストリープはコマーシャル・アーティスト。スイス、ドイツ、アイルランドの血を引くオランダ系アメリカ人。
ストリープという名前は、アメリカに移住する当時、彼女の先祖が自らの名前(苗字)に線を引いた(=ストライプを引いた)ことに因む。 オランダ移民であった先祖は、ストライプという発音が訛り、ストリープという響きに変化し、そう名乗るようになった。
 米ケーブルテレビ局で放送、トーク番組「アクターズ・スタジオ インタヴュー」司会 ジェイムズ・リプトンで上記を語っていた

『レディ・バード』(17米)
2002年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎のカトリック系高校から、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見るクリスティン(自称“レディ・バード”)。高校生最後の 1 年、友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について、悩める17 歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた超話題作! 
*自分の青春時代、母となり娘の青春、孫が地方で一人暮らしを始める。この経緯を振り返らされた。
カリフオルニア(西部)出身とは田舎者です。話すのもゆっくり、刺激が少ない。富豪も住んでいない映画人もハリウッドの家は別邸ですから。ニューヨーク(東部)は刺激いっぱい、話もスピード、内容、比較になりません。顔つきも違います。日本で九州から東京駅に降り立ったとき、顔つきが違う!
東部ケネディ空港でその感覚を思い出しました。大学、政治、金融、富豪在住など全て東部が中心。
米国を動かしているのは東部だと感じさせられます。この高校生どの様にクリアするつもりなのでしょう。

『さよなら僕のマンハッタン』The Only Living Boy in New York(17米) 
大学卒業を機に親元を離れたトーマスは、風変わりな隣人小説家W.F.ジェラルドと出会い、人生のアドバイスを受けることに。父親との関係もどことなく違和感があり、知り合う女性関係も上手く運ばず、退屈な日々に舞い降りた二つの出会いが彼を予想もしていなかった自身と家族の物語に直面させることになる。
マンハッタンとはどんな所ですかと尋ねられたのですが、正確な事を云えなかったので調ました。
マンハッタン→ニューヨーク州の中のニューヨーク市=マンハッタン(島)区です
ニューヨークはストリート(1丁目~220丁目)アベニュー(1番街~13番街)が東西に延び経済、最高の文化 芸術全てがここに集まっています。
私は2本ともみていないのですが、『レディ・バード』と比較すると東部と西部の違いが解ると思います。

『ボス・ベィビー』(17米) 『名探偵コナン ゼロの執行人』 『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』  
                                                
『去年の冬、きみと別れ』(18日)
純愛ラブストーリーでミステリーサスペンス。登場人物達の言動にはたくさんの嘘があり、その裏に真実が隠されている。 
*映像が美しく。邦画通のKさんのお薦めでした。

『スリー ビルボード』Three Billboards(17米)
*社会活動に興味があるMさんはいい映画という感想。

『ぼくと魔法の言葉たち』Animated Life               
自閉症の少年がディズニー映画の脚本の言葉だけ発話するようになり、他の人とのコミュニケーションがとれるようになった実話にもとづいた映画
私の孫が障害を持っているので、彩の国シアターで嫁と観ましたが当事者となると参考になる事が多く見つかるものです。

『ロンドン、人生はじめます』Hampstead  (17英)            
ロンドン郊外の美しいヒースが広がるハムステッドの住宅街。高級マンションで暮らすアメリカ人の未亡人エミリー(ダイアン・キートン)は、悠々自適の一人暮らしとはいかず、夫亡きあと発覚した浮気や借金のこと、減っていく貯金のこと、老朽化したマンションの修繕費用のこと、上辺ばかりのご近所づきあいなどお金や生活の様々な問題に直面していた。 屋根裏部屋からヒースを眺めていたある日、髭もじゃの男が暴漢に襲われる…
続きを観たくなります。イギリスのヒースの丘は「嵐が丘」等を想像させる物悲しく美しいです。

『共犯者たち』 (17韓)        
韓国の言論弾圧とメディアのたたかいを描いたドキュメンタリー映画。
*韓国のTV局国営放送 KBS MBS が政治介入が行われている。他はケーブルTVしかない。  
                                     
『時間回廊の殺人』(16韓) シネマート新宿 
1992年11月11日。ウィルン洞34番地にひっそりと佇む家で、殺人事件が発生。時間軸のねじれた家で殺人事件がおきてゆく。
超常現象などについていけなくて、お話をきいていても理解出来ませんでした。お許しを。

『この世界の片隅で』 TBS日曜劇場で実写化され放映されるそうです。  

この様に色々な視点から見た映画のお話を聞いておくと、チャンスがあったら、是非この事を思い出しながら楽しみたいと思います。 
ありがとうございました。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。

     第23回  日時  2018年   9月  10日  (第2月曜日)
     場所  下落合コミュニティセンター 4階 第3集会室



ユナイテッドシネマ浦和 

新都心のMOVIXさいたま 

彩の国シネマスタジオ 埼玉映画ネット
http://saitamaeiga.campany.net/point/          


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by sscinema | 2018-06-14 00:21 | 報告 | Comments(0)