東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

第15回SSシネマ同好会の報告

2016年 9月12日 秋らしい気配の中にも残暑が残る日でした。
9人の方が集まって下さり、色々な事を教えて頂いた3ヶ月目の楽しいおしゃべりしました。
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皆さんノートを作ってらしゃるのを目にし、記憶を確認するためかとは思いますが、熱心でいらっしゃる事にさすがと感心いたしております。

◆今回話題になった映画 
『シンゴジラ』(16日)
この映画は4人の方が劇場に足を運び観ていらして、行っても、席が取れなかった方もあり、とても人気の作品。
お若いKさんの明快な説明に観た方も観て無い方も納得がいき、日本映画も捨てたものでは無いと思われました。

『ハンナアーレント』 (12独・仏・ルクセンブルグ) 
元ナチス高官アドルフ・アイヒマンの裁判の傍聴リポートを発表。
<悪の凡庸さ>を主張(アイヒマンは何も考えずにやった事)。
何人かの方が観ていらっしゃいました。以前にも話題になった作品でしたが、ヘビースモカーといい気の強さはドイツの女性そのものだと思います。 
ドイツの男性は優しいが、女性は…

『硫黄島からの手紙』(06米)
栗林中将率いる日本軍の第2次大戦の硫黄島戦線
若い二宮和也をはじめ日本人俳優は監督の意志を受け継ぎ上手く演じている

『父親たちの星条旗』(06米)
米国軍の硫黄島の擂鉢山に勝利の星条旗を立てその写真が報道され、像まで作られ、日本攻撃の気運を高める宣伝にされ、国債が発行されて、国民感情を煽る一方。
戦場における兵士の厳しい状況は伝えられなく星条旗を立てた兵士の中、ネイテイヴアメリカンの兵士は英雄視されることなくみじめになっていく。

2作ともクリント・イーストウッド監督によるいい作品。

『奇跡の林檎』 (13日)                                      
無農薬で林檎を実のらすための決死の努力する。経済的にも精神的にもどん底までいく実話の映画化。
何人かの人が観ていらしゃいましたがいい映画でした。

『剱岳 点の記』 (09日)
原作新田次郎。「八甲田山」を撮影した木村大作が監督。
明治時代末期 剱岳はまだ未踏峰で標高など白状態、明治政府の陸軍参謀本部の機関「陸地測量部」と「日本山岳会」が日本地図で最後の空欄地帯 剱岳を踏破して登頂争いを描く。
Iさんは 藤原正彦氏(数学者)がエッセイ集の中に出てきたので観たとの事。
藤原正彦氏はエッセイで色々映画の事が書かれていて、週刊新潮のコラムなど興味深いとお薦めでした。

『ヒットラー~最期の12日間~』 Der Untergang(04独)
原題は(地下壕)ヒットラーと側近達、その家族の最後の様子を描く。
これは独映画ですが、ドイツ人はナチの誤りをしっかりと受け止め、ユダヤ人収容所も正直に世界に発表します。 
  
『招かざる客』(67米)
人種差別と闘ってきた新聞の経営者夫婦でも娘がひとり娘の婚約者が黒人と知り衝撃を隠せない。  
50年も前の作品です。映画でも召使以外には使われないと言う時代です。
今は主役、監督、アカデミー賞も取る人も出てきました。
昨年は多かったのですが、今年のアカデミーは黒人の司会者でしたが、受賞者は一人もなく、不満をぶちまけていました。オリンピックで日本人で黒い混血の選手が活躍していると、時代は変わってきているのでしょうが、偏見はまだまだですね。、、、

『妻への家路』(中国)
毛沢東の文化大革命の時代に思想犯で囚われ、何年も経過して民主化で解放され、20年ぶりに帰ってくるが、妻は精神的ショックで夫の記憶を失ってしまい、夫が帰ると手紙にあった毎月5日には駅に迎えに行く。
たんたんとしているが、中国映画はいい。
あのアクションをこなすチャン・イーモー監督と主演のコン・リーがすばらしい。
*Oさんはマイナーではあっても数多くの紹介して下さいました。

『ベトナムの風に吹かれて』 (彩の国シネマスタジオ)
認知症の母親を、ベトナムで日本語教師をしている娘(松坂慶子)が引き取り、暮らし始める。

『長江図』 (SKIPシティ)  
長江のすばらしい景色の影像、 見ごたえあった。

『アウト・オブ・マイ・ハンド』 (SKIPシティ)
ニューヨークで活動する日本人監督の映画。 西アフリカ リベリア ゴム農場で 
日々淡々と働く主人公が、嫌気がさし、ニューヨークに出稼ぎに行くが、そこでも自分を見失っていく。

*その他話に上がった映画
『最愛の子』『団地』『君の名は』『ジェーンオースティンの読書会』『ガス燈』
『ショーほど素敵な商売はない』『ブルックリン』『ジャングルブック』
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』等
『後妻業の女』 皆さんが観に行こうと思ったが内容、配役を見てやめたそうで、誰も観た人はありません。
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◆この様に色々な視点から見た映画のお話を聞いておくと、チャンスがあったら、是非みて、この時の事を思い出しながら楽しみたいと思います。 ありがとうございました。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。
   
第16回  日時  2016年   12月  12日  (第2月曜日)
     場所  下落合コミュニティセンター 4階 第4集会室



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by sscinema | 2016-09-16 01:10 | 報告 | Comments(0)