第12回SSシネマの会のご報告
2015年 12月 21日
12月14日は皆様いろいろな事情が重なりご都合がつかなかった方も多く、新しい方を含めて8人の方が参加して下さいました。
今回の“おかし”はプリンとクリスマスなので、苦労してシュトレンを用意したのに、自宅に残してきたと勘違いをし、袋の底にあるのに気が付かず皆様にお出しできなかった事お詫びします。
YOKO
◆今回話題になった映画
*『黄金のアデーレ 名画の帰還』(劇場)
多くの方が観ていらっしゃいました。
やはり、ユダヤの富豪、美術品、迫害、逃亡、名優これだけ揃えば、面白くなるのではないでしょうか。
クリムトは大好きで、ノーベル賞受賞式があるスエーデンの宮殿の壁はクリムトのモザイク壁画が美しかったです。
*『疎開した40万冊の図書』
ドキュメントですが、女子大での放映でそれなりに、感動したとの事でした。
*『彼岸花』
12月に放映されたものですが、原節子の死去にともない。小津安二郎作品が放映されました。
これには原節子は出ていませんが、小津の初カラー作品という事で私も注目したのですが、例の赤が巧みに使われていました。Wikipedia で調べると、赤がきれいなドイツのアグフアのフイルムを使ったそうです。
私が見つけたやかんや帯の赤の事が書いてありましたので、ちょっと嬉しくなりました。
飾ってある調度品はすべて、本物で当時総額2,000万円にも上がったそうです。
原節子のもので、私が一番好きなのは『白痴』(51日)監督黒澤明 原節子、三船敏郎、森雅之 原作ドフトエスキー
興味がおありでしたら、TSUTAYA で
*『狩人の夜』
お薦めに入れていたものですが、古い映画なので、観た方は少なかったようですが、古くても、モノクロであまり生々しい殺人現場はなくても、名優の演技、監督の思入れがこういういい映画に仕上がるのが解ったように思えます。
*『シャーリー&ヒンダ ウオール街を出禁になった2人』
シャーリー(92歳)とヒンダ(86歳)は自分だけの力で「経済成長」について答えを探そうと、電動車いすに乗って色々な人に好奇心の赴くままに質問を重ねどんどん吸収し成長していくドキュメンタリー。
アメリカ人ですね。面白そうです。何かの機会に観てみたいと思います。
Oさんは東京のミニシアターまで観に行かれたそうです。
*『海難 1890』
今上映しているもので、このような事実を映画でみせてもらうと、世界の中の日本という立場を考えさせられます。
*『コードネームU.N.C.L.Eアンクル.』
あの昔のTVシリーズナポレオンソロの映画版だそうです。
*『唐山大地震』
1976年実際に起きた地震、23万人が亡くなった時の事。東日本の災害のため、上映が延期されて今となった。とてもいい映画だったとの事。
中国映画はいいものが多いです。俳優がとても上手いと思います。歌舞伎同様、京劇の伝統が演ずる事の神髄が根付いているのではないのでしょうか?
※10月のお薦めに出したのですが、『海洋天堂』(10中)とてもいい映画です。TSUTAYAでお試しを。
*『ソ満国境 15歳の夏』
ソ満国境へ勤労奉仕に行った中学生達が敗戦のどさくさの中地獄のような苦しみにあいながら、日本に引き揚げてくる実話だそうです。
※お若いKさんは女子大で漫研(?)に属していらしたとの事今まで知らなかった、アニメ。コミックの実写化のお話を聞いて、面白く思いました。
*『天空の蜂』
絶対に映像化は不可能と言われた東野圭吾の長編クライシスサスペンス。
日本のはこういう物は本で自分で想像しながら読むのはいいのですが、映像にすると、嘘ぽっく、ついていけません。
注ぎ込まれる費用も米国にはかなわない為、どうしても満足いけなくなるのでしょう。
*『進撃の巨人 end of the world』
三浦春馬主演、原作のアニメとは違っているとの事
*『 図書館戦争 the last mission』
結構面白かったそうです。
*『劇場版MOZU』
WOWOWでTVシリーズで見ましたが、外国の刑事ものなどを観た後では西島秀俊、香川照之ではやはり、物足りなくて、うずうずしてしまいます。
◆この様に色々な視点から見た映画のお話を聞いておくと、チャンスがあったら、是非みて、この時の事を思い出しながら楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。
第13回 日時 2016年3月14日(第2月曜日)
場所 下落合コミュニティセンター4階第4会議室
..... Ads by Excite .....