東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

6/8(月) 第10回SSシネマ同好会の報告

幸い雨も降らず、暑さもまだ厳しくない午後、11名の方にお集まりいただきました。
皆さんが3ヶ月で見られた作品のリストを中心にお話をいただくのですが、欠席の方も映画名にコメントを添えて下さるので、リストも面白いものとなりました。欠席の方のご意見もページをめくりながら、参考にし、お話も弾みました。

お若いKさんの新しく封切された邦画のお話に刺激をいただきました。
この様に説明をいただくと、今の若い世代が少し掴めた気がいたします。
この様な機会がなければ、決してのぞかない窓だったかもしれません。

Iさんも一つの作品を深く掘り下げ、色々と知識を増やしてくださり、映画ってますます興味深くなってきました。

忘れやすくなったので、作品を観た後すぐにメモを書いて置くようにする方のお話等、だんだんとSSシネマ同好会も日常的になり、また話題になった映画を観て次回にお話しようという皆様の熱意にうれしく思っております。

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◆今回話題になった洋画

*『イミテーション・ゲーム』(劇場)


今回一番多くの方が観たもので、皆さん良い映画との評価です。

Iさんの情報で、戦後 チューリングは同性愛のかどで追訴され科学的去勢施術を受けた後、青酸化合物入りのリンゴかじって自殺。チューリングマシンはコンピューターの基となった。
故にApple社 Macのロゴがかじりかけのリンゴであるのが解る。
これからはあのマークを見るとチューリングの事が思いだされます。
S.ジョブスはちゃんとその事を世界に残してくれたのですね。

カンバーバッチがアスペルガー症候群を抱えた特異な性格の人物上手く演じている。


*『クレアモントホテル』(TV)


ロンドンのシニアー滞在型ホテルでの生活には窮していないが人生の終着点に近づいた英国の老人達。孫のような青年が絡むなど、とても洒落た映画。
日本の事情との違いを考えさせられますが、楽しく、幸せな残りの人生を送りたいですね。


*『ローマ法王の休日』(TV)


バチカンという閉ざされた世界の暴露と今までの法王の姿とは違った重圧と孤独が巧みに表現されている。


*『シンデレラ』(劇場)


これぞディズニィー映画、アニメでなく実写でこれだけの影像を楽しめるの技術の進歩と巨額の費用が注がれた作品を安価で鑑賞出来るのも映画ですね。フアンタジックで良かったとの評価。


*『レジェンド・オブ・フォール』(TV
長時間の大河ドラマで、人物も多く出てくるもので、皆さんの評価はよくありませんでした。お薦めに出す時とまどったのですが米国人以外には共感は得られないものです。
私も先に原作を読んで、人物は後で俳優をはめっていったかたちでしたのでどうにか追えました。
これこそ第一次大戦後のアメリカの縮図です。この様にアメリカは 力づくで開拓し、戦い、征服し、強い者(力、能力、財力)が生き残る国なのです。それが現代でも続いています。広大な土地や厳しい自然の中で人種や能力、財力が弱い者には住みにくい国なのですが、弱い者は闘い強くなれる可能性が平等にある。
私はこんな視点で米国映画を観ています。
映画はお好みで選択して観てください。それが映画です


*『バグダッド・カフェ』(TV)
ラスベガスの砂漠の中の経営が思わしくないガソリンスタンド兼モーテル、レストランカフェに立ち寄ったドイツの婦人が彼女の人柄でそこに住むアメリカ人の考え方を変えていく話ですが。
これも上記の事を考えると、ドイツ人のヤスミンはアメリカ人に「どうしてそんなに闘うの?気楽にいきましょう。」という精神でぶつかっていく。
主題歌 Calling you は耳に残る曲です。 

   
*『博士と彼女のセオリー』(劇場)
主演 エディ・レッドメインはアカデミー賞に値する。
余命宣言を受けた後元妻が彼を生かす事を懇願する事は感動した。


*『KANO 1931海の向こうの甲子園』(台湾)
日本人と台湾人の高校生の野球が甲子園に出場する
八田与一 →台湾で農業を広めた日本人で大変に尊敬されている人物の事を知った。


その他話題に上がったもの

『セッション』
観るのに苦しかったが良い映画。
『Into the Woods』 『バードマン』どちらも難解。


◆今回話題になった邦画

*『かぐや姫』(TV)
画面が美しいいい映画。


*『ビリギャル』(劇場)
お若いKさんによる解説でとても解りやすく現代の日本の状況についていかなくてはと我が身を引き締めました。
塾講師坪田信貴のベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」を映画化した感動作。純粋に「家族の有様をえがいた映画」として良いものに仕上がっている。(家族のそれぞれの葛藤が主人公の大学受験をきっかけに表面化し、新しい局面に向かう)


*『ソロモンの偽証』(劇場)
前、後編に別れていたが、3時間になっても1本にした方がまとまると考えたとの事。


*『喜びも悲しみも幾歳月』 『風に立つライオン』


◆今回話題になったドキュメンタリー映画  


*『聖者たちの食卓』(ベルギー)
南浦和の縁卓レストランでの上映会
インドの北西部 シーク教の寺院で10万食(カレー)が信者のみならず観光客でも訪れる人に毎日だされる。その準備と提供される様子が映される。とても感動と興味深かった。


*『ダムネーション』 
川を変貌させ、魚を絶滅させ、発電、灌漑、洪水防止などにあまり役にたっていないだけでなく、維持に高い経済的コストがかかるダムもある。
アメリカでダムを撤去して豊かな自然を取り戻すために活動してきた人達の話。


本日のお菓子
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古い作品、新しい作品をこの様に取り上げてお話をお聴きすると、何かの機会に見つけたら選択の基準になります。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。

   
次回、第11回 のお知らせ
2015年9月14日(第2月曜)
下落合コミュニティセンター4階 第1集会室

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by sscinema | 2015-06-09 23:52 | 報告 | Comments(0)