東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

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 雨模様でまだ寒い日でしたが、13名の方にお集まりいただきました。
皆さんが3ヶ月で見られた作品のリストを中心にお話をいただくのですが、今回は年末年始が入り、皆さんの共通の大きな話題になる作品は少なかったのですが、宣伝文句ではなく、個人の観方のお話を聞くと選択の判断の基準になります。
あくまでも、映画はお好みでみるもの、自腹で獲得出来る自由ですから。

タイムマシンを持った如く、紀元前の昔から、現代、未来に飛んで行く、世界のいろいろな場所の景色、人々の生活、考え方を知る事が出来る。臭いはないが、音、音楽が聞こえる。
そして、この影像は残されている。
とても簡単に自分の裁量でこの影像を選択楽しむことが出来る映画という文化は何と素晴らしいものかと、私はしがみついています。

             YOKO

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◆今回話題になった映画 洋画

*『アメリカン・スナイパー』(劇場)
監督クリントイーストウッドの新作。
米国史上最強と謳われたイラク戦争に4度も従軍した狙撃手の伝記映画。
戦争のトラウマと家族愛を体現する戦争映画。
実話であるが、最後はPTSDに悩む人に射殺されるという悲しい結末。
PTSD=post-traumatic stress disorder
過酷な戦争と米兵との関わり、米国は大きな問題をかかえている。
大変興味をもたれた方のお話に恐いもの見たさで見てみようかという方もありました。
私もそのひとりです。

*『アーティスト』(TV)
アカデミー賞作品賞、主演男優賞を取ったもの大変興味深い映画だったとの事


*『エクソダス 神と王』(劇場)
この映画が一番多くの方がみていられました。
3Dでの迫力を推奨され、昔の『十戒』(59チャールトン・ヘストン主演)の方がファンタジィックで素晴らしかったとの事。
それぞれの観方があるのですが、私は50年前の『十戒』は聖書そのままに描かれている。
『エキソダス』は生まれはヘブライ人奴隷でエジプト王妃に拾われ、エジプト王子として育ったモーゼが40万人のヘブライ人奴隷を率いてエジプトを出て神との約束の地カナンへ向かうとてもリアリティーを重視。
モーゼは迷いながらも徐々にヘブライ人を導く王と神となろうとしていく、一方、ラムセスは自分はエジプトの王であり、神であると兄弟として育ったモーゼに対抗して闘う。
原題Exodus: Gods and Kings とSがついているのが、物語の内容がうなづける。
ラムセス役は『十戒』のユルブリンナーが良かったと話がでたが、私はこのラムセス、Jエドガートンもモーゼ、クリスチャンベーイルも内容にふさわしいキャストだったと思う。

*『バッベットの晩餐会』(TV)
デンマークの漁村で質素なプロテスタント姉妹の食生活とカトリック国美食のフランスからやって来た元料理人バッベットの食生活の違いが見せられる。
清貧を尊ぶプロテスタントの国(英国、独等)は食事が不味く、
カトリック国(仏、伊、スペイン等)は美食を楽しむと言われています。


*『グローリー』(TV)
米国南北戦争で北軍で前線で戦わせられた黒人兵部隊の話。
この部隊のお蔭で北軍の勝利へとつながる事を知ったという事。
デンゼルワシントンがアカデミー賞獲得。


*『追想』(TV)
帝政ロシアの貴族の館、調度品の豪華さに目が行く。


*『幸せパズル』(TV)
南米の平凡な主婦がジグソーパズルの才能にめざめ、夢中になれるものを見つけ新たな自分を発見していく。
 
*『マルタの優しい刺繍』
スイスの小さい村で夫を亡くし気力を失った老婦人が若い頃の夢だった自分の刺繍したデザインの下着の店を開き生きがいを見出す。 

その他話題に上がったもの
『海の上のピアニスト』 
とても好きな映画です。機会があったらお薦めです。
『ホワイト・ナイト』

◆ 邦画
*『小さなおうち』(TV)
先回も話題になったが、今回はTVで放映された為多くの人が見ていられました。

*『火天の城』(TV)
3月に入ってからの放映だったが、お薦めした為話題になった。
私は劇場で観たので、TVでは只筋を追うだけになる事がよくわかった。
3千年の檜を捜し山を登る,木が運べる嵐の木曽川などの迫力は全然感じられず、
民放の為、CM が邪魔で、カットもされている。
お薦めして申し訳なかったと、やはりこれからはNHKでなくてはと反省しました。
3千年も育った木の柱で3千年は持つ城を建造する事に全霊を傾けたにもかかわらす。6年後には焼失してしまった事はいろいろな事を考えさせられる。
外国の様に石造りの城はできたはずであるのに、あえて木にこだわるとは、たとえ消えてなくなっても植物で最高のものを造る、これが大和民族なのですね。



◆ ドキュメンタリー  
*『李じゅんそぶの妻』
李じゅんそぶは今では韓国済州に美術館があるほどの画家、
しかし、生前は無名で三井財閥の御嬢さんを妻にし、
子供もいたが、戦争時妻子供を日本に帰した、
日本の女性監督による記録映画。

*『圧殺の海』 
辺野古の海の現状

*『世界の果ての通学路』
どんなに厳しく、苦労しても通学出来る学校はすばらしい場所という事がひしひしと感じられる。
今でも毎日あの子らは通っているのだなあという皆さんの感想でした。

◆ まとめ
古い作品、新しい作品をこの様に取り上げてお話をお聴きすると、何かの機会に見つけたら選択の基準になります。
次回もまたいろいろなお話を楽しみにしております。
   
第10回  日時 2015年 6月8日 (第2月曜日)
     場所  下落合コミュニティセンター 4階 第1集会室

 


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by sscinema | 2015-03-10 23:53 | 報告 | Comments(0)