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東京女子大学同窓会埼玉支部映画好きのお喋りの会


by sscinema

2022年2月9日(水) Zoomでのお集まりの報告

4ヶ月ぶりでZoomミーティングをいたしました。
今回は5名の参加でした。
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新しい映画などを観た方が紹介し、お話してくださるのはとても面白く、楽しいひとときでした。
次回 Zoom ミーティングは 間隔があきますが、
2022年6月29日(第5水)1:30~3:30 を予定しております

  YOKO
 
◆今回話題になった映画     
*みなさんのお話より  ・)YOKO のコメント

◆『甘酸っぱい』(イニシエーションラブの韓国リメイク)


『イニシエーションラブ』 出演 前田敦子 松田優太
乾くるみの人気小説を映画化。
1980年代後半の静岡を舞台に、奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤することになった鈴木がマユを置いて上京し、本社の同僚・美弥子との出会いで心が揺れる「Side-B」という2つの物語が並行しながら、どんでん返しのエンディングにアッと驚く

◆『スパイの妻』 蒼井優 高橋一生
・)スパイという言葉に魅かれて観たが、時代背景もあるが、外国のこの手のものと比べると蒼井優があまり地味で、もっと魅力的であってほしかった。


◆『浅草キッド』 (21日) Netflix 
監督・脚本 劇団ひとり 原作 北野武(ビートたけし) 
出演 柳楽優弥 大泉洋 鈴木保奈美 土屋伸之(ナイツ)
ビートたけし自身の師匠である芸人深見千三郎と過ごした青春をつづった自伝「浅草キッド」を映画化
*主演の柳楽優弥が、しぐさや佇まいなどそっくりでした。
実在した敬愛する師匠(大泉洋)や、浅草の芸能が廃れてゆく様子
次々画面転換しながらの主人公のタップダンスの鮮やかさなど見終わった後、しばらくその世界に浸っているような余韻を感じました。
タップは大泉、柳楽二人とも3、4カ月、深見はかっこよく、たけしはたけしらしく動くように練習した
・)勧められ早速Netflixに登録し、観ました。
監督、俳優陣がたけしに対する尊敬の念からか、良い作品にしようという意気込みが感じられ、いい映画でした。
柳楽優弥のさわやかさが若い時のたけしを演じるのが作品の救いになっている。ラストは今のたけしが演じているのではと思う程の特殊メイクはよく出来ていると思いました。
フランス座はオープンセットで作り、後は昔の浅草をCGで処理したとの事ですが、「Once up on a Time in Hollywood」の全部をオープンセットを組んだ作品と比べると、費用等を考えると無理な事ですね。やはり米映画の凄さを感じます。
CGにもお金がかかっています。スターウオーズのmakingを見た時、驚きでした。
もう少し、人通りとか浅草の雰囲気を表現してほしいと思いました。
日本の映画は漫画が原作のものが多いせいか、私には紙芝居を見せられているようにしか感じられないのですが…
たけしの歌う「浅草キッド」の挿入歌も良かったが、最後のイラストにクレジットが出て桑田佳祐のエンディングテーマソングがレトロな感じのする声と良く合い、余韻を感じさせられました。


◆『ハウス・オブ・グッチ』 House of Gucci (21米)
世界的ファッションブランド「グッチ」創業者の孫で3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺事件と、一族の確執を描いたサスペンス。
サラ・ゲイ・フォーデンによるノンフィクションを、リドリー・スコット監督が映画化。
グッチ家を崩壊に導く女性をレディー・ガガ、その夫マウリツィオをアダム・ドライヴァーが演じる。
アル・パチーノ、ジャレッド・レトー、ジェレミー・アイアンズが共演
・)3時間近い映画でしたが楽しめました。レデイ-・ガガのナイスバディに釘づけ…


◆『Coda あいのうた』CODA (21米仏加)
耳の不自由な家族の中で唯一耳が聞こえる少女が歌の才能を認められたことをきっかけに、夢と現実のはざまで葛藤するドラマ。 
『エール!』のリメイク。
『愛は静けさの中に』のマーリー・マトリンが母親役で共演。サンダンス映画祭で観客賞など4冠に輝いた。
タイトルにある“CODA”は、Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”の意味であり、音楽用語としても、楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりの意味もある。
*期待が大きすぎたせいかスト-リ-がちょっと物足りない感じもしましたが、主人公の歌のうまさに感心しました。
画面が無音になる状態があり、聾者の状態を体験する時があったのは納得させられた一瞬だった。
子供がうまれるとき、母親は耳が聞こえないで欲しいと望むのに驚いた。
それは「分かり合えると思ったから」と成長したときに母親が娘に言っているクリップを見つけました。
やたらとfuck シーンが多かった。
・)外国に駐在して感じた事は西洋人は本当に狩猟民族なのだなーと。



◆『黄色い涙』 (07日) TVドラマ
人気グループ、嵐の5人がそろって主演した、ヒューマン青春群像劇。
1963年の東京を舞台に、漫画家になる夢を持つ者など若者5人の交流・友情を描写。



◆『トキワ荘の青春』 (96日)
手塚治虫が暮らしていた「トキワ荘」に集う若き漫画家たちは、「漫画少年」の投稿仲間だった。
そんな彼らは、兄貴的存在の寺田を中心として新漫画党を結成する。貧しい生活を送りながらも励ましあい、
漫画について熱く語る日々を過ごす中、漫画少年の出版社が倒産することになり、それぞれの進む道に変化が訪れる。



◆『安魂(あんこん)』 (21中日)  岩波ホール
日向寺太郎と脚本家・冨川元文がタッグを組んでおくるヒューマンドラマ
息子を亡くした老人が、息子そっくりの青年と過ごすことで、失われた時間を取り戻していく様を描く。
* 中国の一人っ子政策の悲劇
・)中国の俳優は心の内面を本当に良く表現すると思います。どんどんとその人の気持ちにさせられる。



◆『悲しみは空の彼方に』Imitation of Life (59米)TV
ニューヨークを舞台に人種が違う二組の家族が同居しながらとひとりの男の出会いから起こる出来事を差別問題やアメリカ社会の実態を10年間に渡ってドラマチックに描くヒューマンドラマ。
*原題を視聴後に知って、ナルホド、でした。


◆『Wanton Mee』(15シンガポール)「おいしい!オンライン映画祭」
ワンタンミー、雲呑麺で、マレーシアでもお馴染みで、屋台やフードコートにありドライとスープがあります。
シンガポールの伝統食とそれを守るひとたちの姿。お薦めです。
(↓この映画とは違う気がしますが美味しそうなのでリンクを貼っておきます)

 
◆『スターリンの葬送狂騒曲』 The Death of Stalin (17英仏)         
ソ連を20年間支配した独裁者スターリンが1953年3月死去した後、国葬の裏側で側近たちの後継者争いを描く。
・)ただ、恐ろしい国、引っ張て行く政治家集団の考えられない行動に驚愕。今のプーチンのロシアはどうなのか?


◆『83歳のやさしいスパイ』The Mole Agent (潜入スパイ) (20チリ、米、蘭、スペイン) wowow
アカデミー賞で長編ドキュメンタリーにノミネートされた心温まる作品
老人ホーム内定のため入居者として混入した83歳の男性背の男性セルセオの調査活動を通してホームの入居者達の
さまざまな人生模様が浮かび上がる様子を描いたドキュメンタリー。
・)チリの普通の老人ホームの老人達の孤独で彼等の心の叫びが浮き上がる。
豪華な老人ホームが多く映画になったが、 普通の老人ホームはどこも同じだと感じた。
身内の迎えを待って、閉じられた門にしがみつくのは、母のホームで毎日玄関のドアの所にいる方がいたのを思い出した。


◆『ムヒカ世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』   (20日)
2012年国際会議で現代の消費社会を痛烈に批判した当時ウルガイ大統領ムヒカ。
そのスピーチは一躍世界中に広まり感銘を受けた田部井一真監督はムヒカにアポなし取材を敢行する。



by sscinema | 2022-02-15 21:55 | 報告 | Comments(0)